自分なりに今後のAIを使った開発について考える
現在
Claude 3.5 Sonnet登場くらいから開発に取り入れだした。
主にClaude Codeを使用。普段はProプランで、しっかりやるときはMax x5プランにアップグレードしている。(お金あれば毎月Maxでいいんだけど)
いつも参考にさせてもらってる方々とは比較にならないがそこそこキャッチアップはしているつもり。
簡単なタスクはチケット切って実装してPR作成までを一貫でできるようになったのでかなり楽になった。
0→1の実装、一次調査、壁打ちとか最近はもうなくてはならない存在になってきているなと感じている。
実際にさわってみた感想
Claude
当時コードを書く能力ならこれが一番という評判を聞いて使い始めた。
プロンプトエンジニアリングとかちゃんとわかってなかったけど雑な指示ではほしいものを作らせるのは無理そうだぞと気づいた。
モデル性能が上がるに従って察しレベルも上がったのとCLAUDE.mdに何かする前に曖昧なところは全て質問しろと書いているのでだいぶマシになった。
扱えるコンテキスト量が少ないのが唯一の不満点。
ChatGPT・Codex
GitHub上で@codex reviewはとりあえずやっとく。
返答の感じがちょっと気に食わないので普段使いはしていないが、設計やコードレビューでClaudeとは別視点で意見がほしいときには使っている。
GitHub Copilot
無料で使っていたせいは大いにあるのだが、出力が安定しなく同じ指示でも毎回クオリティが違ってハズレを引くとかなりひどかったので使用しなくなった。
JetBrains Junie
JetBrains製品を使っているならおすすめできる。
お試し期間しか使えなかったが出してくるコードは安定したクオリティで既存コードをちゃんと拾ってくれていた。
ただ、チャット上で返信は日本語でするように言ってもところどころ英語のままだったり、立てたプランを放置したりするのが気になった。もしかしたら今では直っているかも。
Gemini
Claude CodeからWeb検索をするときにGemini CLIの非対話モードで聞くように指示しているので基本そこからしか使われていない。
Antigravityで使えるGemini 3 Proがかなり良いので今後はしっかり使っていく。
ざっくり潮流まとめ
形式
- チャット型
- ChatGPT、Claudeなど
- エディター型
- Cursor、GitHub Copilotなど
- CLI型
- Claude Codeなど
開発手法の変遷
チャットで質問して回答してもらったコードをコピペ
↓
自立型AIエージェントの登場によりVibeコーディングが流行
↓
Vibeコーディングでは高い品質のものを作るのは難しいと気づく
↓
SDD(仕様駆動開発)が提唱される
今後
向き合い方
浅く広く情報を追いかけるのは今後もしていこうと思っている。今の新しいモデルや新しい機能が次々に現れる状況を自分は楽しいと感じているし、後々振り返ったら貴重な経験になっているかもしれない。
これから先、AIを使って開発することは当然になって、今よりさらにいかに上手く扱えるかが重要になってくる(さらに先には誰でも高水準で使えるようにAI側が適応されていくか、人間が介在しない方向に進んでいく)と考えている。
楽観的だがしばらくは職を失うような事態にはならないと思うので、いい感じに付き合っていきつつ今後の発展を見ていこうかなと思っている。
使用ツールについて
しばらくはClaude Codeをメインで、エディターはAntigravityを使っていく予定。
たぶんClaude Codeはよっぽどのことがないと乗り換えないかなとは思うけど、エディターは今後また新しいのが出るか、Cursorがもっと魅力的になるかとかで変更するかもしれないなという感じ。